左へ,ゆきたい。。。

 

輸入車整備と波乗りの気ままな日記

<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

<< 明けまして・・・整備編 | TOP | これは便利♪〜整備編 >>

2008.01.16 Wednesday

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


| - | - | -
2005.01.12 Wednesday

メルセデス・エンジン修理〜整備編





・・・97年式、S320

◎新年早々 シリンダーヘッドの分解修理いたしました
1990年ぐらいに登場した ツインカム・4バルブ・6気筒=104型エンジンです

メルセデスの中では この104型エンジンが搭載されている車種は多く
C・E・S・SL・M・Gクラスと殆どに使われています
が、シリンダーヘッドからのOIL漏れや 水系とのオイルの混入が4〜6万KMぐらいから 多く発生します。

元々6気筒エンジンは 全長が長いため回転時にエンジン本体にネジレが生じます
よって、1番シリンダーのEX側や6番シリンダーのIN側あたりから
オイル漏れや 水系との混入を発生するようです

シリンダーヘッドガスケットを交換する作業ですが、今までに数十台は 交換しましたね
ガスケットを交換する際は 写真のように ヘッドの燃焼室とピストンの頭の 部分の汚れを 光るぐらいまで 除去してあげると
間違いなく 新車以上の吹き上がりとパワーが得られます


交換時の注意点は〜
 ・INのカムシャフトが 早遅式なので 組位置を間違わない事

 ・ヘッドの面と ブロックの上面は オイルストーンを使い 手作業で
  汚れを取り 面研磨をします
  ( 間違っても 機械で面研磨をしてはいけませんので! )

 ・ヘッドボルトは ボルト自体とブロックのネジ穴を清掃し かじり防止
  剤などを必ず塗布して 締め付けます
  ( 均等にトルク締めが 出来るように )

 ・カムシャフトやシリンダー壁には 油切れを起さないように気をくばる
  ( 超高粘度特殊潤滑スプレー・F413を私は使用してます )

 ・ガスケットをスクレッパーで剥がすと オイル穴や水穴にごみが
  入るので、組み付け後の始動後には 必ずオイルとフィルター交換
  LLC(クーラント)の交換が 必要です

  また、オイルと水が混入していたトラブルの場合は 水系のオイルを
  除去する必要がありますが 一般のラジエーター洗浄剤のような物では
  完全に 除去する事はできませんので 私の工場では㊙の方法で
  完璧に除去しています (ヒーターコアから各ホース、もちろん
  ラジエーターもサブタンクも 全て除去出来ます)


仕上がったエンジンは アクセルを踏むと気持ち良いほど吹き上がり
幾分かはパワーが上がっています
これがあるから、「やめられましぇん〜!」<爆


**お客様のG氏の300E24車(104型)は 22万KMを走行し
 ヘッドのO/Hも既に 2回させて頂いています
 先日は遠出をして 燃費も10.5km/L だったとおっしゃってました
 やはり燃焼室・ピストンヘッドの清掃が 快調の元ですね
 (もう一台所有のE55より、調子ええわぁ〜と良く言われます)
 でも、そろそろ3回目のO/Hが必要のようでオイル漏れが始まっています



注:ヘッドボルトはその長さを測定し 伸びている場合は交換ですが
  2〜3回の脱着では その心配はありません
  
  車種によっては エンジンの配線に問題が起こっている場合が
  ありますから、十分に注意して 作業する必要があります

2008.01.16 Wednesday

スポンサーサイト


12:59 | - | - | -

▲top